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2014年9月の総選挙で選出された国会議員のスチュアート・スミス氏は、元・マールボロ・ブドウ生産者協会の会長。そのスミス氏の最初の国会発言は、「海外からの投資がなければ、ワイン業界は今日のような成功はしていなかった」と、氏の経験からのコメントとなった。これは昨今の海外投資家への批判的意見に真っ向から反対するもの。
「海外の投資家が所有するワイン会社は、投資金額を上回る収益をニュージーランドにもたらしている。海外投資家はニュージーランドが必要としている資金だけでなく、国際市場への足掛かりを作るのに貢献している。輸出の真の価値は製品ではなく、ブランドである。つまり製品作りは、輸出に必要な作業の半分にしか過ぎない。残念ながら、マーケティングやブランドは目に見えないため、潜在的には非常に価値のあるものだが、投資家が安心して資金を回してくれにくい。幸いにして、私たち夫婦はこの偏見を克服することができたが、輸出部門に身を置く人にとっては、これは成長と開発の大きな足かせとなっている」、とスミス氏は言及した
スミス氏は政治界に足を踏み入れる前はワイン業界で長年働いていた。マールボロ・ブドウ生産者協会の取締役会に関わり、2年前に退任するまでの最後の6年間は会長職にいた。
「私が会長をしていた間は、ワイン輸出は、年間6億ドルから11億ドル産業へと成長した。この急成長と変化の裏には、いくつもの困難が伴ったが、私自身はその一つ一つを挑戦と受け止め、楽しみながら挑戦に応じていた。私の選挙区カイコーラは面積ではニュージーランドで4番目に大きい選挙区で、森林、漁業、製造、航空、ツーリズムセクターに強い地域となっており、ニュージーランドのいい面を反映している」と氏は述べている。
さらに、スミス氏はピクトンをハルルイ川と国道1号線との最後の既存の一方通行橋の代わりとして、貨物の沿岸のローカル線の地として適していると主張していく方向だと語っている。
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