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ニュージーランドワインニュース
07.06.2007
セントラル・オタゴ、2007ヴィンテージの傾向は“少量、高品質”
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セントラル・オタゴ地方では、昨年11月の冷え込みの影響を受け、例年よりも生産量が約100万本減少すると予測されている。
ニュージーランドワイン・グロワーズによると、同地方の今年の収穫量は昨年より1000トン以上少ない、3434トンとなっており、約170あるセントラル・オタゴのワイナリーの多くが経済的悪影響を受け、これまでで最悪の霜被害に多額を費やすこととなったワイナリーも少なくない。
しかしながら、消費者は昨年と同じ価格帯で良い品質のワインが手に入れることがにできるであろうと関係者達は口を揃える。
地方紙ザ・サウスランド・タイムスのワイン・ライター、ウォーレン・バートン氏は、「厳しい気候条件の中実を付け成熟した果実は良質なものが多いことから、収穫量が少ないヴィンテージは概して良質のワインが生産される。」と話す。
またセントラル・オタゴ・ワイン・グロワーズ・アソシエーション代表のマーティン・アンダーソン氏は、「今年の低収穫量は、11月の低気温と多雨が開花時期を遅らせたことが原因と見られるが、これはただ予測していたよりも量が少なかっただけで、ほとんどのワイナリーが良質のブドウを収穫できたと話している。そのため非常に良いワインが消費者のもとに届くことを期待してもらいたい。」とコメントしている。
一方、収穫時期の秋は理想的な天候に恵まれ、例年よりも長く果実を熟させることができたことから、ギブストン・ヴァレー地区のペレグリン・ワインズのように、7~8%程度の収穫量減に留まったワイナリーも存在する。
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