NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
26.08.2007
ニュージーランドでイタリア品種が初の金賞受賞

8月23日から25日に開催されたNZ最大のワイン・アワードの1つ、第13回ロメオ・ブラガート・アワードで、ニュージーランドワイン・コンテストとして初めてイタリア品種が金賞を受賞し注目を集めている。

品質の良いブドウを賞賛すると共に、そのブドウ栽培者の貢献も称える同アワードが金賞として認めたのは、オークランドのオブシダン・ヴィンヤードの栽培家、マイク・ウッド氏が選んだイタリア品種、モンテプルチアーノを使ったワイン「ウィーピング・サンズ・モンテプルチアーノ2006」。

審査委員長のラリー・マッケンナ氏は同ワインを以下のように称えている。「『ウィーピング・サンズ・モンテプルチアーノ』の2006年の質の高さは特筆に値する。色合い、清澄さ、香り、味わい、全体の印象、全てを考慮した上で素晴らしい出来であると判断した。」また今年の出品ワイン全体の感想として、「今回はアロマティック・ワインと呼ばれるソーヴィニヨン・ブランやリースリングにとって特に素晴らしい年であったと言える。また、モンテプルチアーノの金賞受賞は、ニュージーランドワインの多様性がさらに進みつつあることを示している。」と、今後への期待も語った。

今年は金賞38、銀賞104、銅賞306で、トータル448の賞が授与された。

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