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今年のデキャンター・ワールド・ワイン・アワード（DWWA）の結果が発表され、過去最多の初受賞を記録した。

22回目を迎えるDWWAは、世界最大のワインコンクールである。今年は57カ国のワインが、22人のマスター・ソムリエと72人のマスター・オブ・ワインを含む248人の国際的な専門家によって評価された。

今年は、ベスト・イン・ショー・メダルが50個（全試飲ワインのわずか0.30％）、プラチナ・メダルが137個、ゴールド・メダルが732個授与され、全体のメダル獲得率は81.5％から82.2％に上昇した。

さらに、15ポンド以下の最高品質のワインを認定する、人気のバリュー・ゴールド・トップリストも、今年は20種類から30種類に増えた。

ニュージーランドは、最優秀賞1個、プラチナ賞1個、金賞24個、銀賞139個、銅賞138個の合計303個のメダルを獲得し、国別メダル獲得数で11位となった。

最優秀賞はクラギー・レンジ・マーティンボロー・ピノ・ノワール 2024が受賞した。

「2024年のマーティンボロー・ピノ・ノワールが、2025年デキャンター・ワールド・ワイン・アワードで最優秀賞を受賞し、優れた評価である97点を獲得したことを報告できるのを嬉しく思う。この栄誉は、世界中から出品された16,000本以上のワインのうち、わずか50本のワインだけが得たもの」と、クラギー・レンジのチームはコメントしている。

「この名誉ある国際的な賞は、自社畑のブドウを誇りを持って25年以上栽培してきた、小さいながらも存在感のあるマーティンボロ地域にとって大きな評価である」

審査員はこのワインを「妥協のない深みを持つワインで、ニュージーランドの強みである果実のピュアさと生き生きとした表現を体現している。ラズベリーやチェリー、プラムの香りがグラスからあふれ出し、果実味とオークの見事な調和が、このワインにさらなる輝きと魅力を与えている」と評した。

プラチナ・メダルはマッカーサー・リッジ・サザン・トール・セントラル・オタゴ・ピノ・ノワール 2023が受賞、ゴールド・メダルは複数の傑出したピノ・ノワールと力強いシャルドネに与えられた。

全受賞者リストはこちらから（別サイトへのリンク）。