NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
18.10.2015
ロンリープラネットでセントラル・オタゴは世界でトップクラスの訪れるべきワイン産地と称される

ロンリープラネット発行の新書、「ワイン・トレイル」に世界各地から52の絶賛すべきワイン地域訪問コースが書かれている。十指に入る魅力的なワインを楽しめる場所として、フランスのジュラ、スペインのリオーハ、アメリカのコロンビア・バレー等と並んでセントラル・オタゴが名を挙げている。オーストラリアのジャムに加工される直前に収穫されたブドウから作られたバタースコッチとレーズンたっぷり味のデザートワインで有名なルサーングレンも同時に紹介されている。

旅行者には欠かせない旅行ガイドブックのロンリープラネットは、「セントラル・オタゴは雄大な高山性の風景、とクィーンズタウンのエネルギー溢れるリゾートとして知られており、1990年代からは世界的なワイン醸造の地として、幾分知られ始めている。野生的な風景が、他のギズボーン、バノックバーン、クロムウェル・ベーズン、ワナカ、ベンディゴ、アレクサンドラなどの6つの深い谷や峡谷や盆地を持つ地域と併せて世界最南端後のブドウ農園が広がっている地域。地元の土壌はピノ・ノワールに適しており、セントラル・オタゴはこの悪名高き移り気なブドウ をバーガンディ以外で栽培できる最良の地。約30ものワイナリーが常時門戸を開いており、その他にも前もって予約すれば見せてもらえるワイナリーが存在する、セントラル・オタゴでは、十分にテースティングをするにはたっぷり2日間の予定は組むべきだ」、と描いている

セントラル・オタゴ・ワイン醸造者協会の会長ジェームス・ダイシー氏は「ロンリー・プラネットにこれほどまでに評価をしてもらうのは、うれしい喜びだ。これまでこの土地に素晴らしいワインつくりのために注ぎ込んだ重労働が報われた。ロンリー・プラネットはツーリズムには欠かせない情報源なので、今後ワイン・ツーリズム振興にもつながってくれるのを祈っている。」と感激している。

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