NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース

ニュージーランドで最も認知されているチャリティ団体の一つである、アイ・アム・ホープと提携を結んだ新たなチャリティワインブランド発足が発表された。

ネイサン・ノラ氏により設立されたホープ・ワインズは、ニュージーランドの若者のメンタルヘルスをサポートしているアイ・アム・ホープのガンブート(ゴム長靴)・フライデー・イニシアチブを支援することを目的に生まれた。

現在、ニュージーランドの子供達が公的医療制度の下メンタルヘルス専門家の診察を受けるための待機時間が平均10週間となっている。ガムブート・フライデー基金を利用した場合の待機時間は7日間である。この基金は25歳以下のニュージーランドの若者であれば誰でも利用することができる。

ニュージーランドの子供達が必要な際にいつでもメンタルヘルスの登録医による無料カウンセリングを受けられるべきとの認識から ホープ・ワインは設立された。

NOLASとマイク・キングのキー・トゥー・ライフ・チャリタブル・トラスト/アイ・アム・ホープは、ホープ・ワインズを1本販売するごとに1ドルをガムブート・フライデー基金へ寄付する。

「今年はコロナ禍が原因で、資金集めの点においてほとんどのチャリティ事業にとって目も当てられない惨状が続いている。特に我々のガンブート・フライデーにとっては」とアイ・アム・ホープ設立者でありアンバサダー兼理事でもあるマイク・キング氏は話す。

「今回の機会をありがたく思っている。ガンブート・フライデー基金が継続して補充され続けるためのレガシーとなる資金調達手段である。

「今は誰にとっても、特に子供達にとっては厳しい時期であり、今回の財政的支援は命を救う」とキング氏。

「我々は日用消費品業界に属している。ニュージーランド人は毎日ワインを購入しており、グラス1杯のワインやビールを飲むことはニュージーランド文化の一部となっている」とネイサン・ノラ氏は話す。

ワイン消費者は、還元できるブランドの商品を購入することにより状況を良くするという選択ができる。

ガンブート・フライデーのラインナップは現在7つの異なるブドウ品種となっている。ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ、シャルドネ、リースリング、シラーズ、ピノ・ノワール・ロゼ、ピノ・ノワールで、ニュージーランド全土で販売中。

SHARE

関連のあるニュース