NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
16.01.2007
英国の著名ワイン評論家がNZピノ・ノワールを絶賛/ピノ・ノワール2007開催

世界中の著名なワインと食に関するエキスパート達が、NZのピノ・ノワールを求め、今月末ウェリントンに集結する。

1月29日から2月1日に渡って開催される”ピノ・ノワール2007”は、ニュージーランドのワイン・イベント史上過去最大規模のもので、100以上のワイナリーがワインを提供、国内外から約500名の代表者が集い、NZピノ・ノワールについて語り、学び、テイスティングを行う。

参加者の中には、最近英国で最も影響力のあるワイン・ジャーナリストにも選ばれた、マシュー・ジュークス氏を始めとする、国際的に著名なワイン関係者も多く含まれている。

デューク氏は、2004年度のニュージーランド航空ワイン・アワーズの審査員としての訪問に続き、NZへは今回2度目となるが、今回の訪問について下記のようにコメントし期待を寄せている。
「ピノ・ノワールという品種においてNZは世界でもトップ4に入る。今回できるだけ多くのピノ・ノワールをテイスティングし、ブドウの違い、ヴィンテージの違いなどを見た上で地域ごとの違いを明確にし、世界のトップクラスたる理由を見極めたい。そしてその中でも最高のNZピノ・ノワールを世界中の人々へ伝えたい。」

デューク氏も「NZピノ・ノワールの未来は明るい」と称しているように、実際の輸出量もこの2年間で1.5倍に伸びており、品種別輸出量で見てもこれまで第3位であったピノ・ノワールはシャルドネを抜いて第2位となっている(第1位はソーヴィニヨン・ブラン)。
2年前にはもうピノ・ノワールの植樹は十分に行ったと話すワイナリーが多かったが、その予想に反するほどの需要を受け、現在は生産が追い付いていない状況となっている。
このため、10年後にはピノ・ノワールが現在のソーヴィニヨン・ブラン並の評価と知名度を得るとの声も多い。

ピノ・ノワール2007では1月31日に一般向け試飲会も開催される。チケットやその他詳細は下記にて公開中。
http://www.pinotnoir2007.co.nz/Home

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