NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
03.05.2009
ニュージーランドワイン産業の国内貢献度
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ニュージーランドワイン産業が1億500万ドル以上をニュージーランドのGDPに奉仕し、1万6500人以上のフルタイムでの仕事を賄っていることが分かった。
ニュージーランドワイングロワーズのチェアマンであるスチュアート・スミス氏によると、ニュージーランドワイン産業は過去20年に渡り発展し続けて来たが、常に将来を見据えて計画を打ち立ててきたと言う。その結果として、1996年には250軒以下だったワイナリーも2008年では600軒以上になり、過去20年の輸出量は毎年24%の成長、他の輸出製品は5.9%の伸び率に比べると違いは明らかだ。現在、ニュージーランドワインの輸出額は毎年9千万ドルとなり、国内で第12番目の輸出商品となっている。
例えばマールボロではワイン産業は重要な地位を担い、地元の経済基盤の20%を占め4000の職を与えているという。因みに同地域は国内半数のブドウ農家を抱え、1/3の輸出量を産出している。
また、ワイン産業は単にワインを産することだけではなく、年間約22万5千人のワインツーリズムにも奉仕している。ニュージーランド経済研究所(NZIER)によると、世界的不況の影響を受けて国内のワイン消費者は今後2つの道を辿ると予測している。1つはより低品質で安価なニュージーランド国外のワイン購入に傾くか、もう1つは、これは例えであるが、フランスのシャンパンから、ニュージーランドでシャンパン同様の製法で作られたスパークリングワインを購入するようになるか、である。
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