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ワイン界のオスカーと呼ばれるワインアウォードに、ニュージーランド人が初めてノミネートされた、
セントラル・オタゴのクロムウェルという、ワインの伝統国が揃うヨーロッパから一番離れた地で、あるヴィンヤードがそのワイン伝統国の人々を感心させている。
ワイン界のグル、オズ・クラーク氏がクオーツ・リーフのヴィンヤードを訪れ、試飲した際に感銘を受けた。
「ボトルのワインが減るにつれ(ワインとは常にそういうものであるが)、そのワインに対してますます興味がわき、そして満足度が増した」と、クラーク氏は試飲したうちの一本の感想を語る。
その注目のワインはワインメーカーであるルディ・バウアー氏の手によるもので、同氏はドイツのグルメ情報誌「Der Feinschmecker(ファインシュメッカー)」のワインアウォードにおいて、インターナショナル・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに世界でわずか6人のうちの1人としてノミネートされた。
「この賞は本物と言える。他の候補者も面識があり、誰もがトップクラスではあるが、ルディなら受賞する実力はある」とクラーク氏。
バウアー氏は来月ドイツにて開催されるワイン界のオスカーの授賞式にに出席する。
「過去の受賞者はいずれも素晴らしい人達で、尊敬を集めているワインメーカーばかりなので、受賞することは大きな意味を持つと思う」とバウアー氏は話す。
クオーツ・リーフのワインは高価格帯であるが、今回のノミネートによって価格がさらに高騰することは無いとバウアー氏はコメントしている。ただ、クオーツ・リーフのワインとニュージーランドのワインメーカー達に注目が集まることは確か。
クラーク氏は「ルディが授賞式でワインを披露すれば、人々は驚きと興奮に包まれるだろう」とも語っている。
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