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話題に事欠かないニュージーランドのワイン生産者、インヴァイヴォが、アルコール度たったの9%、通常よりもカロリー30%オフのマールボロ・ソーヴィニヨン・ブラン 2010をリリースする。
「ベッラ・バイ・インヴァイヴォ」と名付けられたこの商品は、裏ラベルに栄養成分表示表が明記されているのが特徴。受注はすでに開始しているが、正式には今月開催されるニュージーランド・ファッション・ウィークにて正式にお目見えする。まずは10月よりオーストラリアとイギリスにて販売開始予定。
インヴァイヴォのマーケティング・ディレクター、ティム・ライトボーン氏は、調査を進めていく上で、「アルコール度と糖分控えめのビールの需要や、ワインのアルコール度に対する感心の強さ、忙しいライフスタイルや、節度を持ったアルコールの楽しみ方などのトレンドに注目した。そしてランチタイムに楽しんだり、カロリーやアルコール摂取量が気になる消費者でも楽しめる低アルコール、低カロリーのプレミアム・ワインのニッチマーケットが存在すると感じた」と語り、また製造については、インヴァイヴォのワインメーカーであるロブ・キャメンロン氏が以下のようにコメントしている。
「アルコール度9%のソーヴィニヨン・ブランを造るにはいくつかの課題があった。果実爆弾とも言えるフルーティーさを持ちながらもバランスが良く、酸味が強すぎず、素晴らしいテクスチャーとボディーを持ち合わせたワインを目標とした。そのために常に完熟果実が収穫でき、ブドウが早熟する土壌を持つヴィンヤードを選び、朝に日当りが良く、熟しても糖度が上がり過ぎないようキャノピーマネージメントも完全に変えた。収穫は夜間に行ない、完熟感を出すため、収穫されたブドウはワイナリーにて厳重に保護された状態で管理した」
また、ラベルデザインは、現行ラベルのデザインも手がけたニュージーランド・ファッションのアイコンとも言えるザンベジが手がけており、周囲をあっと言わせるような現代的で素晴らしいものとなっている。
現在インヴァイヴォのスタンダードタイプのソーヴィニヨン・ブランはニュージーランド航空の機上で提供されているが、新商品の「ベッラ・バイ・インヴァイヴォ」もワインリストに加えてもらうよう、各航空会社にも働きかけている。
