NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
27.05.2012
国際的なワイン50選にニュージーランドのワイン7社が選ばれる

ブランコット・エステート、オイスターベイ、クラウディ・ベイ、ヴィラ・マリア、バビッチ、ウィザー・ヒルズ、ノビロは“ドリンクス・インターナショナル”誌の「世界で最も賞賛されるワイン」に選ばれた (順位は、それぞれ14、17、22、44、46、48位)。これは国際的に活躍するワイン専門家60人がトップ50を選択するもので、他には世界的に有名なスペインのトレス、オーストラリアのペンフォールズ、フランスのシャトー・マルゴー などが入っている。

ニュージーランドワイン生産者の輸出マーケティング・ディレクターのクリス・ヨーク氏は、「ここまでニュージーランド・ワインが一度に名声を博したのはこれまでに例がない。シャトー・マルゴー、リッジ、DRCなどと同じ土俵で、ニュージランドワインが認識されるということは、ニュージランドがプレミアムワインの生産国として認識されたという証拠である。私たちは超高価、その反対超安価のワインを生産しない。照準としている20-50ドル程度のワインで、非常によい仕事をしている。世界のワイン市場でニュージーランドの成功は徐々に認められている。ニュージランドワインは、その品質、持続可能性と多様性が海外ではよく知られている。 30年ほど前から、ソーヴィニヨン・ブランがコンテストで受賞されるようになり、今やシャドネー、ピノ・ノワールやその他の赤ワインでも名声を得ている。これまでも常にプレミア・ワインに焦点を当ててきたし、それが成功の秘訣である」と言う。

名声があがると同時に、年間輸出売上高は、8年前の3億ドルから約12億ドルに上昇しており、その売上の53%が中国に輸出されている。
「我々は、中国を商品排出先としてみているのではなく、高級市場として認識している。つまり、ニュージーランドのワインが世界の高級ブランドだということを確立するために中国は市場も重要である」とヨーク氏は述べている。

昨年の英国王室のワイン委員会での目隠し味覚テストで、女王のコレクションとしてニュージーランドのワインが2本選択された。選択されたのは、ヴィラ・マリア・エステートのプライベート・ビン・ソーヴィニヨン・ブラン(40ケース)とパリサー・エステート・ワインのペンカロー・ソーヴィニヨン・ブラン 2010年(30ケース)が女王陛下所蔵の5,000本を超蔵するワインセラー収められた。

http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10803125

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