NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
13.10.2006
因縁の対決?! NZシラー VS AUSシラーズ
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ソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールの影に隠れてはいるももの、ニュージーランドワインのダークホースとの呼び声も高い品種、シラー。
ワイン小売業者兼ワイン醸造家という肩書きを持つマックス・マリオット氏と彼の研究仲間達により、先日ユニークなブラインド・テイスティングが開催された。
ザ・ANZ(オーストラリア&ニュージーランド)テイスティング・チャレンジと称されるこの試飲会は、シラーとシラーズ各1本ずつを6ラウンドに分けてテイスティング、あらかじめワインリストは公表されるが、ランダムにサーブされるというもの。
同じ品種ながらもどのワインも個性豊かで、「濃厚なトマトスープの香り(ジアコンダ・ワーナー・シラーズ/AUS)。」「ベジマイトの香りが土っぽさにより強調されている(ザ・ビランチア・ラ・コリーナ/NZ)。」や、意見が分かれたヘンチキ・マウント・エデルストーン(AUS)に至っては、「20年後にはとてつもなく素晴らしいワインに化けているか、キッチンの流し台へ直行かのどちらか。」などのコメントが飛び出した。
最終ラウンドに登場したNZのトリニティー・ヒル・オマージュは、この日のワインの中で最も高価であったにも関わらず、満場一致でワースト・ワインに選出されたという非常に興味深い結果も出ている(対戦ワインはジム・バリー・アルマジ)。
最多得票を得たのは、NZシラーではセークリッド・ヒル・ディアーストーカー、AUSシラーズはトーブレック・ザ・ファクター。
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