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ニュージーランドのプレミアム・ワイン品評会として知られている、エアー・ニュージーランド・ワインアウォーズ(ニュージーランド航空ワイン賞)であるが、2017年の新たな審査員長にトリニティ・ヒルのチーフワインメーカー兼、ビランチアの所有者であるウォレン・ギブソン氏が選出された。ウォーレン氏はこれまでも国内、オーストラリアの主要ワイン大会での審査員として活躍していた。2011年から2016年までの審査員長はクメウ・リヴァーのマイケル・ブラコヴィッチ氏が務めていた。
「ブラコヴィッチ氏の後任となると、荷が重いが、彼が審査員長として築き上げた業績を尊重し、期待にそぐわないように努力する所存だ。さらに付け加えれば、今後の進化を継続するための適切な微調整を加える可能性を、関係者とも話し合いを開始している。素晴らしい審査結果発表前の審査期間中に、最適の環境を確保したいと願っている。
過去、現在とこのワイン大会で審査員たちを裏表で援助してきた人々の管理、運営への業績には絶大な信頼を持っており、今後の調整もうまくいくと、確信を持っている。」と、新審査員長は語る。
ワイン品評会については、とかくワイン業界の人の意見が分極化する傾向となるが、ウォーレン氏は、重要な側面もあるといい、例えば、ワイナリーが自社ワインをベンチマークとして受賞メダルやトロフィをマーケティングに利用したり、ワイン生産地の産業と地方を知らしめる絶好の機会ともなる。「ニュージーランド航空のワイン大賞は、世界的レベルのワイン批評家を審査員として招待し、ニュージーランドで時間を過ごしてもらうことで、自国に戻った際にニュージーランド・ワイン親善大使として、ニュージーランド・ワインの振興ともなる絶好の機会だ。」とウォーレン氏は語る。
エアー・ニュージーランド・ワインアウォーズは、ワイン醸造に卓越したワインを讃えるニュージーランドでのプレミアム・ワイン品評会。同国の1,600のブドウ栽培者とワインメーカーが会員となっている業界団体のニュージーランド・ワイン生産者組合が主催する。2017年のエントリーは8月7日から受付開始となる。ニュージーランド国内のワイナリーが参加可能。結果発表となるホークス・ベイでの正式ディナーは11月25日に開かれる。
詳細は:www.airnzwineawards.co.nz
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