NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
13.02.2018
ニュージーランド航空、ニュージーランド航空ワイン・アワーズから撤退

過去31年間ニュージーランド航空主催となっていたワイン・アワーズ(品評会)からの撤退をニュージーランド航空が決定した。

同社の最高責任執行者、ブルース・パターソン氏は、「弊社は、このワインプログラムを30余年支持してきてた。その間にこの賞はワイン関連の主要なイベントとなるまでに成長した。個人的にもこのワインイベントが今後も継続していくことを期待している。ニュージーランドの素晴らしいワインのショー・ケースとして広めていくことに今後も変更はない。
将来的にみて我々の資源の再編成をしていくことが、ニュージーランドのワインをより進めることになると信じており、それはニュージーランド・ワイン生産者協会との合意覚書を通じ、ワイン・ツーリズムをさらに進め、とニュージーランドでのワインを海外市場で振興することで可能になると信じている。
毎年ニュージーランド・ワインを世界各地で振興するために毎年100万ドルの投資をし、ニュージーランドへ世界中のメディアを招聘し、ワイン醸造地方での体験してもらい、ニュージーランドのワイン生産者とワイナリーと協働し、業界全体の価値を生み出すことで貢献したいと考えている。」と今回の決定に関してのコメントを発している。

ニュージーランド・ワイン生産協会のフィリップ・グレガン会長は以下の様に延べている。
「ニュージーランド航空のスポンサー枠を拡大することには賛成していたが、今回、同社がスポンサーから離れることで、同ワイン・アウォーズには新たな変化となる。既にスポンサーになりたいとの興味を示す企業・団体就社からの引き合いはあるが、ニュージーランド・ワイン生産者協会の役員会レベルでの今後の決定に関する正式な会合はまだ開催されていない。
ニュージーランド航空とはワイン・アワードだけでなく、幅広い分野での関係があり、なかでも海外市場の開拓やワイン・ツーリズムに関する分野でも今後の関係は継続していく。」

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