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ニュージーランドワインニュース
27.03.2007
デリゲッツ・ワイン・エステートが設立60周年に新ワイナリーオープン
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長年に渡ってNZ最大級の家族経営のワイナリーとして知られ、今では大規模に経営を広げたオークランド・ヘンダーソンのデリゲッツ・ワイン・エステートが今年60周年を迎える。そして先月、2004年から計画が進められていたNZ屈指の最先端技術を駆使したワイナリーをマールボロにオープンした。
ワイラウ・ヴァレーの63号線沿いに位置し、1万平方メートルの広さを誇る新ワイナリーは、1つの建物としてはNZ最大のもとなる。また完成までには研究と調査を重ね、カリフォルニアや南オーストラリアなど、ワイン技術先進国とされる国々から多くの専門家の協力も得た。
同ワイナリー、マネージング・ディレクターのジム・デリゲット氏は今回の動きについて以下のように語っている。
「我々は常に長期的な視点で計画を立て、長くワイン業界に関わっていくことを信念とし、あくまでも自然体でビジネスを進めてきた。そして昨年、我が社のさらなる発展のため、家族経営から一歩踏み出すことを決意した。
新ワイナリーでは、デリゲッツがより強力にニュージーランドワインを牽引する立場となり、また当社のセカンド・ブランドであるオイスター・ベイをNZを代表するスーパー・プレミアム・ワインとして、国際市場に位置づけていきたいと考えている。これらが成功すれば、ニュージーランドワイン業界全体に利益が及び貢献できる。」
デリゲッツ・ワイン・エステートはこの4年間で急成長を遂げ、現在は年間100万ケースを出荷、ニュージーランドワイン全体の1割を超える輸出量を誇り、相手国は世界28カ国に上る。
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