NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
03.03.2013
クルーズ船がワイナリー知名度アップの助けに

競争の激しいワイン業界では、どんなきっかけでも新たな顧客をつかむことが必要。
マールボロのワインメーカー、アラン・スコット氏は、クルーズ船の旅で彼のワイナリーを訪れるアメリカ人観光客を受け入れた翌日に新規の顧客に会うためベトナムへ飛ぶこともある。

スコット氏はマールボロのワイン業界のパイオニアの一人で、少し意外な場所にもビジネスチャンスを生み出せると確信している。
最近スコット氏は、ピクトンに寄港するクルーズ船の乗客向けの商売を拡大させるために資金を投入した。

今夏20隻のクルーズ船がピクトンに寄港予定で、34,000人の乗客がマールボロの素晴らしいワインを試飲するのを楽しみに上陸する。
乗客はアメリカ人が中心で、アメリカがアラン・スコットの最大の輸出市場であるため、この上ないマーケティングのチャンスと考えている。

通常30~40人を乗せたツアーバスが一日6台到着。
スコット氏本人がワイナリーツアーガイドとなり、訪問する乗船客がワイナリーにとっていかに重要かということを明確に伝え、バレルテイスティングも行う。

乗船客がアメリカへ帰国後どこでアラン・スコットのワインが購入できるのかという情報も提供している。
船内では持ち込んだワインを飲酒することは禁じられているにもかかわらず、持ち帰るために購入する乗船客が多いとスコットは驚きを見せる。

また、スコット氏はビジネスチャンスを待つだけではない。
他のニュージーランドのワイン会社にはあまり見られないことだが、スコット氏はオーストラリアやイギリスにはあまり輸出を行っておらず、アメリカ同様、主要新興市場に焦点をあてている。
2月にはアラン・スコットの輸出市場が成長中のベトナムへ飛んだ。

「この10年で大きく状況が変わった。ベトナムへの輸出状況は好調」とスコット氏はコメントしている。

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