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ニュージーランドワインの輸出は好調な伸びを見せており、昨年一年間の輸出収入が6億1100万ドル（約488億8千万円）を記録したとニュージーランドワイン・グローワーズが発表した。
これは2005年から30パーセントアップとなる。

ニュージーランドワイン・グローワーズ、グローバル・マーケティング・ディレクターのクリス・ヨーク氏は「2006年は特にアメリカ、イギリス、オーストラリアの主要3国への輸出が特に好調であった。ワイン業界は軌道に乗っており、2010までには輸出収入は10億ドル（約800億万円）に達すると見込んでいる。」と語り、今後も大幅な成長が続くと予測している。
昨年の主要3国への輸出額は全体の83パーセントを占め、ニュージーランドワイン人気に湧く3位のオーストラリアに関しては、47パーセントアップを記録している。
またカナダやデンマークを始めとした、日本を含む第2主要国グループ全体の昨年度輸出額が初めて1億ドル（約80億円）を超えたことも明らかになった。

品種別では、ピノ・ノワールがソーヴィニヨン・ブランに続くNZ代表品種として41パーセントの成長を見せたのを始め、年々生産量も増加しているピノ・グリが67パーセントの増額となっている。
今年は日本でもより幅広い品種のニュージーランドワインが楽しめるようになるかもしれない。

いるワイン産業のさらなる活性化にもつながることを期待したい。」とまとめた。