NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
16.03.2014
爆竹ガン使用は条例違反

園芸業を営むアーロン・トンプソン氏はワシの形をした凧を使いブドウを鳥から保護している。

マールボロ地域市議会は葡萄畑の所有者たちに鳥を驚かす爆竹ガンの夜間使用停止を警告している。それにもかかわらず、マールボロのセドン在住のエリック・ドライバー氏は、市議会の条例に反し、夜間に爆竹ガンが発砲される頻度が増加していると市議会に遺憾を申し立てている。ホシムクドリやその他の鳥類がブドウの実をついばみに来るのを怖がらせるために大きな発砲音のするガンが使用されているのだ。市議会の条例では、爆竹ガンは午後8時から朝7時の間(夏時間)の使用は禁止されている。しかし、ドライバー氏によると、アワテレ・ヴァリーのブドウ畑の所有者でありながら、その地に居住しない人が、ガンが発砲される時間設定を変更しないため、夜通し20分間隔で発砲されている、と言う。

「非常に迷惑なことだ。妻は眠りが浅いので、毎晩一端目が覚めてしまうと、また眠りに陥ることが出来ないでいる。市議会の騒音防止担当に連絡を入れたが、騒音がどこから出ているか、明確な住所がないと手の付けようがない、と言われた」と言う。「これは毎年のこと。アワテレ・ヴァリーは音が反響するので、三角法で場所を特定することが不可能。その為ブドウ畑の所有者を特定できない。市議会はこの条例をせっかく作ってもそれを施行することも出来ない。爆竹ガンの使用を禁止して欲しい、と言うのが正直なところ。他にもいろいろ対策があるはずだ。例えば常識あるブドウ畑の所有者ならブドウの実を網で保護することも出来る。ワイラウのブドウ畑所有者は、小さな骨付き肉を棒の際につけ、畑の数か所に刺しておく。そうすると猛禽類の鳥が周辺を飛びまわり、ホシムクドリが寄ってこなくなるようにしている。」

マールボロ地域の市議会の広報官は、マールボロのワイン協会の会員に市議会条例の情報を、鳥がブドウ目当てで来る時期の前の2月に同協会のニュースレターと一緒に配布する手段を講じている、としている。「住民からの通用により、条例で許可されている時間外の爆竹ガンの発砲と特定の地域が確定された場合は、その土地の所有者に通報があった旨を連絡し、装置の設定時間などを検査するように勧告している。その他にも、猛禽類の鳥の鳴き声をスピーカーを通じて流したり、定期的に鷹使いを雇い、ハヤブサを周辺で飛行させ、鳥たちを怖がらせる手もあるようである。

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