NZワインニュース一覧
17人の審査員団が550以上のエントリーを試飲し、マールボローのサブリージョン全域で生産された多数の品種のワインに46の金賞を授与した。
ゲスト審査員のマスター・オブ・ワインのエマ・ジェンキンス氏は、「2021年から2023年にかけての度重なった困難に直面したヴィンテージの後にもかかわらず、ワインメーカーが軒並み質の高いワインを生産できたという能力に特に感銘を受けた。ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネと受賞常連となっているワインだけでなく、素晴らしいアロマティック種にも出会うことができた」と今回の印象を語る。
同じくゲスト審査員を務めたマスター・オブ・ワインのスティーヴン・ウォン氏は、「シャルドネが今回のショーで非常に際立っていたが、ピノ・ノワールのエントリーにも舌を刺激された。マールボローで作られるシャルドネには、世界の味覚が収束しつつある場であり、まさに何か秘密の要素を持っている。それを最大限に生かすことができれば、素晴らしいチャンスとなる。新鮮さ、活力、非常に注意深いワイン造り、すべてが非常に繊細に扱われている。マールボロのワインメーカー達は、消費者が今どんなシャルドネを飲みたいかを、瞬間的に把握しているように感じられる」とのコメントを出している。
46の金賞受賞ワインのうち、37はサブ・リージョンのトロフィーの選考権利を保持している。ニュージーランド・ワインセンターのレガシー・アワード部門にエントリーされた28のワインのうち、84のワインの試飲はこれから行われる。
レガシー・トロフィーはペディグリーあるワインを称えるためのもので、10年以内に3つのヴィンテージで最高得点を獲得したワイン生産者に授与される。
今後のスケジュールとしては、ゲスト審査員のオズ・クラーク氏は、スチュ・マーフェル氏とベン・グローバー氏と部門エントリーを審査に加わり、全カテゴリーのトロフィー受賞者は、2023年11月17日に開催されたマールボロー・ワイン50周年を祝うマールボロ・ワイン・ショー・セレブレーション・イブニングで発表された。
関連のあるニュース