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今年のニューワールド・ワインアウォーズにおいて、マールボロ産ワインが最多となるメダルを受賞した。
第15回ニューワールド・ワインアウォーズではマールボロのワインが294のメダルを受賞、昨年の見事な結果をも上回る、ニュージーランド国内で最多メダルを獲得した産地となった。
10の品種別チャンピオン・アウォードのうち、8品種をニュージーランドワインが受賞、そのうち5品種はマールボロ産。
今回素晴らしい活躍を見せたロゼは、昨年に対して2倍の金賞を受賞した。
「ロゼが大好きなワイン愛好家からの増え続ける需要に応える形で、ワイナリーは素晴らしい品質のロゼを生産している」と、審査委員長のジム・ハーレ氏。
マールボロを拠点とするワインメーカー、フォレスト・ワインズのベス・フォレスト氏は、フォレスト・マールボロ・ロゼ2017がチャンピオン・ロゼに輝いたことについて、次のようにコメントしている。
「自分達の出発点であるワインが名誉ある賞を受賞し、社全体で大変喜んでいる。ロゼは1990年に造った最初のワインで、自分たちが情熱を注いでいるワインのスタイルがこのような形で認められたのは素晴らしいこと。フォレスト・ワインズのロゼはクリーミーさとマールボロの特徴的なクリスピーなミネラルを感じる芳醇なロゼを造るため、ピノ・ノワールとマルベックをブレンドしている。夏には前菜と、冬には暖炉の前でパンチェッタとモッツァレラのビザと楽しむのにぴったりのロゼ」
その他に品種別チャンピオンに輝いたマールボロ産ワインは、ダッシュウッド・マールボロ・ピノ・グリ2017、セイント・クレア・マールボロ・プレミアム・シャルドネ2016、ザ・ドクターズ・マールボロ・リースリング2015、セイント・クレア・マールボロ・プレミアム・ピノ・ノワール2015。
誰もが望むオーバーオール・レッド・アンド・ホワイト・アウォード(赤白全体の賞)は、マールボロのワイナリー、セイント・クレア・ファミリー・エステートに贈られた。
1200以上のエントリーがあった今回のアウォードでは、16名の権威ある審査員達が合計826のメダル(金賞82、銀賞242、銅賞502を選出した。
審査対象となるワインは、小売り価格が25ドル以下で、5000本(マイナー品種は3500本)以上販売可能なもの。
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