NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
05.09.2006
世界中で愛されるNZ産ソーヴィニヨン・ブラン~品質が決め手
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ここ数年のソーヴィニヨン・ブランの商業的大成功を受け、ニュージーランドワイングロワーズの会長であるブライアン・ヴィエチェリ氏が、先日クィーンズタウンで開催されたロメオ・ブラガート会議で次のようにその背景や思いを語った。
「ほんの20年前には瀕死状態にあったニュージーランドワイン産業を、5億ドル以上もの輸出産業に成長させたことに賛辞を送りたい。移り気な天候や多くの反論主義者を始めとする、数々の困難を乗り越え我々はやり遂げたのだ。また今日の成功は、リスクを背負うことを恐れることなく、様々なことに挑戦し、質にこだわり結果を生み続けた個人ワイナリー経営者や業界各関係者の力が集結したものである。
この成功の波を維持させなければならないが、決してそれを乱用、過信してはならない。現在だけではなく先を見据え、NZソーヴィニョンが世界的な社会現象となった原因をしっかりと調査し、今後のニュージーランドワイン産業の発展に生かすべきである。
それはきっとピノ・ノワール、シャルドネ、ヴィヨンエイなど最近注目を集め始めた他品種の商業的成功にも繋がるはず。」
このヴィエチェリ氏のコメントに呼応する形で、ブラガート・ワイン・アワーズの審査委員長を務めるイヴァン・ドナルドソン氏は、「品質こそニュージーランドワインが最も重要視すべきもの。」と話した。
*ロメオ・ブラガート会議とは、1895年にNZ政府がブドウ栽培調査のために訪れたイタリア人の名前に由来するもので、現在はニュージーランドワイン産業の活性化を目的とした毎年恒例のイベントとして定着している。
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