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ニュージーランドワインニュース
11.02.2007
エリック・クラプトン、オリジナル・ワインに難色

1月27日、過去最大といわれるホークス・ベイ・ミッション・エステート・ワイナリー・コンサート2007には、NZでは1990年以来となるエリック・クラプトンのライブ・ステージを求めて約2万6千人の観衆が詰めかけ、その圧倒的なパフォーマンスに魅了された。

実はこのコンサート直前、クラプトン側から「プレイしない。」との申し入れがあり、関係者を混乱に陥らせていたことがイベント終了後明らかになった。
その理由は、クラプトンが自分の名前が入ったワインがリリースされると知ったことによる。
自らアルコール依存症を克服し、ドラッグとアルコール中毒者の為の更生施設を設立したという経緯を持つクラプトンは、このワイン発売には難色を示した。

ミッション・エステートは、コンサート・シリーズ・ワインとして、招聘アーティストの名前もしくは写真をラベルにデザインし、15年前のマオリ・アーティスト、キリ・テ・カナワから毎年リリースしている。
今回の一件に関しては、”販売は一切しない”ということでクラプトン側とミッション側が合意した。

当日は、いつものような酒に酔ったお祭り騒ぎの観客に変わり、純粋にクラプトンの音楽に酔いしれたいというファンが多数集まり、大きな混乱はなかった模様。

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