NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
02.02.2013
ここ数年で最高のヴィンテージ

ブドウ栽培者は、例年より一週間収穫が始まると予測しており、ここ数年で最高のヴィンテージになる兆しが見えるという。

ギズボーン・ワイン・グロワーズ代表、ダウ・ベル氏によると、ウドン粉病が少し見られた以外は、とても良いシーズンであるとのこと。

「ブドウの質には影響が無い程度。オーガニックの硫黄を含む農薬をスプレーすることによりウドン粉病の発生を防いでいる」とベル氏は説明する。

鳥の被害も早期収穫の品種で少し見られたため、鳥よけのネットがかけられているヴィンヤードもある。

ベル氏は次のように話している。
「収穫の開始時期は天候次第ではあるが、早期収穫のシャルドネなどは2月の最終週にはスタートする予定。栽培者達は素晴らしい質と適度な収量が見込まれることに喜んでいるはず。ここ数年で最高のヴィンテージになるだろう。過去数年は収量が多過ぎ、市場も飽和状態になっていたが、今年は販売用ブドウも適量となりそうなので、今年は利益も見合ったものになることを願っている」

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