NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
06.04.2007
ニュージーランド航空ワインアワード、新審査委員長就任

昨年末、世間を騒がせたウィザー・ヒルズの一件で(12月23日付ワインニュース、“ウィザー・ヒルズ・ソーヴィニヨン・ブラン2006が波紋”参照)、NZ航空ワイン・アワード審査委員長の座を退いたブレント・モリスに変わる後任が決定した。

今回新審査委員長に就任したのは、クラッギー・レンジ・ワイナリーの代表取締役のスティーヴ・スミス氏。
同ワイナリーはホークス・ベイに位置するが、ブドウ栽培はテロワールを重視し、マーティンボロー、マールボロ、ネルソン、ノース・カンタベリー、セントラル・オタゴなど、全国各地で行い、こだわりのワインを産み続けている。

またスミス氏は世界でただ1人、マスター・オブ・ワイン(MW)の称号を持つブドウ栽培者であり、またニュージーランド・ワイン・グローワーズ理事会の会員でもある。
ニュージーランド・ワイン・グローワーズ代表のフィリップ・グレギャン氏は、「スミス氏はニュージーランド・ワインの業界仲間から大きな信頼を寄せられ敬意を払われている。彼の20年以上に及ぶ経験を、NZ航空ワイン・アワーズ審査委員長の立場でも存分に生かしてくれるだろう。」と期待を寄せている。

今年のNZ航空ワイン・アワーズは11月初旬に開催される予定。

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