NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
25.11.2012
ニュージーランド初の「ソーヴィニョアール」発売

マールボロのイーランズ・エステート・ワインズはニュージーランド初のマールボロのソーヴィニヨン・ブランをベースとする軽くフルーティな赤ワイン「ソルヴィニョアール」を発売した。同ワインの創始者でオーナーのピーター・イーランズ氏はこれまでもニュージーランドでは、起業家として数々の革新的なビジネス手法を駆使することで有名な人物。「ソーヴィニヨン・ブラン・タイプで革新的なものを求める消費者のニーズを見越して開発されたワインだ。当社のソーヴィニヨン・ブランは国際的にもかなりの成功を遂げてはいるが、弊社はそれに胡坐をかかず、消費者の味志向がいつも進化していることを常に念頭におき、研究開発を継続し、新しいワインのスタイルの開拓に力を注いでいる。それが消費者を長く引き止めている一因とも言えるであろう。2012年収穫のソルヴィニョアールは既に購入先が全て決定していることからも、このワインへの期待はかなりのものであることが判る。ソーヴィニョアールは、ソーヴィニヨン・ブランのファン層の拡大にも繋がることであろう」と述べている。

「このワインの開発には過去一年の研究の成果と世界中から集められた赤ワイン用の葡萄の品種の中から鮮やかな赤で爽やかな味を作り出すものを求めてきた。プロセス要素の確立にも様々な創造的なアィディアが検討され、実験を積み重ねてきた。今年のソーヴィニョアールは伝統的なワイン醸造方法を使い、チリ産の赤ワイン用の葡萄でタンテュリエ品種のものを少量ブレンドすることで、鮮やか な赤色のワインが産まれた。このタンテュリエの使用は自社のアワテレの葡萄畑で代替として、使える葡萄が育つまで短期的な手段である」とイーランズ氏は語っている。

お勧めは冷やして頂くこと、とのこと。

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