スポンサー付のワインレビューへの批判
スポンサー付のワインレビューは非倫理的だという声がワイン・ライターから上がってきている。業界団体のワイン・ライター・ニュージーランドは、「ワイナリーから直接的な金銭授与がある仕事に関わるのは、実際のことでも、見かけだけでも利益相反となる可能……続きを読む
14.02.2016
EU、フェルトン・ロードのリースリングを販売停止
欧州連合(EU)で規定するアルコール濃度(ABV)制限以下の8.5%となったため、セントラル・オタゴにあるフェルトン・ロードは同ワイナリーのバノックバーン・リースリングのヨーロッパでの販売停止令を受けた。リースリングはフェルトン・ロードで売……続きを読む
08.02.2016
ワイン一本当たりへの消費金額中国人がダントツ
緊縮政策の影響で、中国におけるワイン消費量は昨年と比べると落ちてはいるが、アナリストの間では、また販売量が復活するとの見解だ。他国の消費者と比べ、中国人のワイン消費者はニュージーランド・ワインにリットル当たりで、かなり多額の金を消費している……続きを読む
24.01.2016
紫外線はワインの質を向上させるか?
ニュージーランドは紫外線の影響で、日焼けのダメージを受けやすい最悪の国のひとつに入っている、との悪い評判が流布している。しかし、その原因となる紫外線放射は全てが悪者だ、というわけでない、とリンカーン大学の紫外線の専門家、ブライアン・ジョーダ……続きを読む
17.01.2016
ヴィラマリア、85米ドルのホークス・ベイ・カベルネでボルドーに挑戦
半世紀以上の歴史を誇るヴィラ・マリアが、同社初となる85米ドル以上のホークスペイ・カベルネソーヴィニヨンで、高級ボルドーに挑戦する。ファーストヴィンテージの2013年は、カベルネソーヴィニヨン97パーセント、メルロー3パーセントで、ニュージ……続きを読む
11.01.2016
セントラル・オタゴでワイン業界専門の販売教育学校開校
「ワイン・セラーのスタッフはワインを注いで、お客さんが気に入ってくれるのを待っているだけの受身の姿勢でなく、積極的にワイン販売活動をすべきだ。ワイン・セラーは儲かる、と多くの人が誤解しがちだが、それは大きな誤解だ。わざわざワイナリーに訪れて……続きを読む
22.12.2015
エルニーニョ現象に備えるブドウ畑
今年の夏はエルニーニョに備え十分な準備をするように、とマールボロ地方のワインの醸造者たちは警告を受けた。ブレナムのマールボロ研究センターの講堂は約100名のブドウ醸造者たちで満席となった。今後数ヶ月間でエルニーニョの到来が予測されるため、そ……続きを読む
13.12.2015
ニュージーランドワイン、低収量ながら価値は保持
今年はブドウの収穫量が少ないこととニュージーランドドル安が相まって、ワインの輸出増が見込まれることがワイン業界のレポートにより明らかになった。ラボバンク・グローバル・ワイン・クォータリー・レポートによると、ニュージーランド・ワイングロワーズ……続きを読む
06.12.2015
世界的に有名なワインの産地、マールボロで今度はクラフト・ビールの人気に高まる
マールボロの名前は有名なワインの産地として世界で名だたるものだが、暖炉の火で部屋が暖かく、幾分乾燥気味の季節には、冷えた白ワインよりも、オイルのようにこってりとして、チョコレート色の泡が立っているスタウトビールが向いているかもしれない。ソー……続きを読む
22.11.2015
オンライン・ワインショップで個人の顧客の嗜好に合ったワインを吟味し定期的発送サービス開始
ワイン専門家で、TV番組「サースティ・ワーク」のプレゼンターを務めるイヴォンヌ・ローキン氏とワイン業界の重鎮のデビー・サットン氏の斬新的な最新企画はオンラインのワインショップ。「ワイン・フレンド」は面倒な買い物と当てずっぽうのワイン選びから……続きを読む
16.11.2015
ニュージーランド・スパークリングワインには長期的ヴィジョンが必要
ニュージーランド・ソーヴィニヨンの最も有名な生産者、クラウディ・ベイが30周年を祝っている。そんな中、エステート・ディレクターのイアン・モーデン氏は、マールボロにはスパークリングワインに対するポテンシャルがあると話す。モエ・エ・シャンドンや……続きを読む
01.11.2015
微生物がワインの地理的相違の鍵となるか?
最近の研究によると、地域差によるワインの味とアロマの違いは、微生物の影響が大きいことが判明した。これまでは、ワインを含む農業産物(例えばコーヒーなど)は気候や土壌中の鉱物などという環境的な要因の影響で生産地の違いが味や香りに出てくると一般的……続きを読む
26.10.2015