NZ Wine Column
ニュージーランドワインコラム
NEW! 第238回コラム(Jan/2025)
ワイン好き必見!ニュージーランドで出合う美味しさと絶景
Text: 堀内亜矢子/Ayako Horiuchi
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- #ワインツアー
ご存知の方も多いと思いますが、春夏と秋冬ではガラリと装いを変えるニュージーランド。日本と同じく四季があるからどの季節でもそれぞれの楽しみ方があって、何回訪れても、いつ訪れても幸せな時を過ごせます。特にワイン産地ともなると山々に囲まれていたり、海沿いに位置することが多く、あまりの絶景に息を飲むこともしばしば。
ニュージーランドのワイナリーでは、美味しいワインを試飲するだけでなく、観光まで一緒に出来てしまうのが高ポイント。眼の前に広がる山々と緑豊かなブドウ畑を眺めながらテラスでワインを味わったり、併設されたレストランで地元の美味しい食材を使ったランチを楽しんだりすることができます。
ちなみに、私自身はまだチャレンジしたことがありませんが、自転車で周れるトレイルも整備されているので、ワイナリーを訪れる方の中には景色を楽しみつつ自転車で周遊される方も沢山!時間が許せばぜひ一度やってみたいと思っています。
ニュージーランドのワイナリーは、季節ごとに違った楽しみ方も。
<春・夏の楽しみ方>
春から夏にかけては、ぶどうの花が咲き、青々としたブドウ畑が広がる季節。ワイナリーの多くが屋外でのテイスティングテーブルやピクニックエリアを提供しているので、太陽の下でワインを楽しむことが可能です!
地元のフード・フェスティバルやワイン・イベントはたいていこの時期に多く開催されるので、観光客も沢山訪れます。この時期には、やっぱり爽やかなソーヴィニヨン・ブランや冷えたロゼワインが人気です。
ワイン観光ツアーも充実していて、どのワイン産地でもワイナリーを巡るガイド付きツアーが充実。地元のエキスパートが地域の歴史やブドウ栽培について解説してくれるほか、選りすぐりのワインをペアリングした特別なランチを体験できることも。マールボロ/Marlboroughやワイヘキ島/Waihekeでは、フェリーでワイナリーにアクセスし(時にはヘリも!)、周囲の自然を満喫するユニークなツアーが提供されています。家族連れや友人・カップルで参加しても楽しめるアクティビティがたくさんあるので、どんな旅のスタイルにも合うのが魅力。
<秋・冬の楽しみ方>
秋は収穫の季節で、ワイナリーでは収穫祭や特別なテイスティング・イベントが行われます。
この時期には、ピノ・ノワール、シラー、メルロー・ブレンドなどの人気が高まります。新鮮なぶどうやできたばっかりのワインを試すチャンスがあるかもしれません。
このタイミングに商談で訪れたりすると、生産者の方が「ちょっと摘まんで食べてみて!」と畑に連れ出してくれ、一緒にぶどうを味わわせていただいたりもします。嬉しい役得!
冬場のワイナリー巡りは、春夏と違った楽しみ方が。例えば、我が家の場合は、私自身がワイナリー巡りを楽しんでいる間に、家族がスキーやスノボーでアクティブに過ごしたり。午後や夕方には、みんなでワイナリー併設のレストランや暖かな雰囲気のワインバーでゆっくりとワインを味わったり。地元産のワインと共に料理を楽しむ時間は、至福の時間です!
ニュージーランドの多くのワイナリーでは、環境保護やサステイナブルな農業への取り組みが進んでいて、オーガニックやバイオダイナミック農法を採用し、自然と調和したワイン作りを目指しています。なので、これはあくまでも個人的な感想ですが、ニュージーランドワインだとたとえ飲み過ぎたとしても次の日に響く……ということがなくて、ついつい楽しく飲み続けてしまうんですよね……。
ニュージーランドのワイナリーは、ただワインを楽しむだけでなく、自然や文化、人との出会いを通じて特別な体験ができる場所です。次の旅行先を選ぶなら、ニュージーランドでのワイナリー巡りを計画してみてはいかがでしょうか?きっと忘れられない思い出が沢山できるはずです!
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