NZ Wine Column
ニュージーランドワインコラム
第38回コラム(Jan/2007)
第二回ニュージーランドワインティスティングパーティ
Text: 武田かおり/Kaori Takeda
武田かおり

著者紹介

武田かおり
Kaori Takeda

兵庫県出身、在住。1993年に初めてNZを訪れて以来、第二の故郷として同国への渡航を重ねている。2004年の滞在中、本格的にNZ(&オーストラリア)ワインに魅せられ、フランスやイタリアを始めとする伝統国のワインを知った上で、NZ&AUSワインの素晴らしさを1人でも多くの人に伝えたいと、日本帰国後は英国政府認定WSET(Wine and Spirit Education Trust)のコースで学んでいる。WSET International Higher Certificate 取得。おいしいワインと食事と聞けばどこへでも、フットワークは軽い。ワインニュース、ワイン関係翻訳、コミュニケーション担当。

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昨年9月の第1回に続き、第2回となるニュージーランドワイン倶楽部 テイスティング・パーティーが去る1月23日の夜、東京全日空ホテルにて開催されました。

今回は毎年恒例となっている、業者向けニュージーランドワイン試飲・商談会の第10回記念イベントと同時開催だったこともあり、過去最大の規模で、計46のワイナリー/インポーターから150種類以上に及ぶワインが提供されました。

会場では、東京国立博物館で開催中のマオリ展のために来日中の「テ・プイア」によるマオリ・パフォーマンスや、マーティンボローのクスダ・ワインズの楠田浩之さんによるスピーチも行われ、会場の注目を集めていました。

来場者は300人を超えていたという会場は大変な賑わいで、テイスティングをする度熱心にメモを取られる方、ニュージーランドから来られたワイナリースタッフや日本の代理店スタッフにいろいろと質問されている方、グラスとお料理を手に仲間と歓談されている方、またどれくらいの種類を試されたのかすっかりほろ酔いの方など、みなさんそれぞれのスタイルでパーティーを楽しんでおられました。

私達も、mixiのコミュニティ「ニュージーランドワイン友の会」上で普段メッセージのやりとりをさせていただいている方々と直接お会いし、交流を深めることができたことを嬉しく思っています。

肝心のワインですが、日本未入荷のものも多く出展され、人気のソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールのさらなる魅力や、ヴィヨンエイやロゼなど、まだまだ珍しいとされるニュージーランドワインのおいしさを新たに発見された方も多かったようです。

また、今回はビュッフェ・スタイルで豊富な種類のお料理もサーブされたのですが、こちらも大人気で、スタッフの方が色とりどりの新しいプレートを持ってこられる度、あっという間に銀一色の空のお皿に変わってしまいました。

主催者、出展者、参加者それぞれの立場の方とお話することができたのですが、どの方も今回のイベントには満足されていたようです。

実際会場に足を運んでみて、ニュージーランドという国とニュージーランドワインを求めている人がこれほど多くいらっしゃるということを目の当たりにし、今後日本でももっともっとニュージーランドワインを楽しめる機会が増えていくことを願い、そのために努力したいと強く感じました。

今回残念ながら参加できなかった方々も、年4回開催予定ですので、次回以降機会があればニュージーランドワインを存分に楽しみ、知ることができるこのパーティーをぜひ体験していただきたいと思います。

当日配布されたカタログをPDFフォーマットにてご覧頂けます(約2MB)。

なお、カタログの版権はすべてニュージーランド Winegrowersに帰属します。

Copyright New Zealand Winegrowers ©

2007年1月掲載
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